2020/01/30

ボッチャボール


先日お伝えした、ボッチャ。
新聞を丸めて養生テープで巻いただけのシンプルなボールでしたが、レポートや試験勉強がひと段落した生徒たちが布を張って完成させてくれました。

どうですか、このクオリティ♪
青と赤で同じ材質の布があったのが、たまたま花柄だったので、ボールが花柄になりましたが、むしろオシャレでいい感じ!

またしばらくパラスポーツで楽しめそうです( ´∀` )!

2020/01/21

Let's play "Boccia" !

ボッチャ。
イタリア語で「ボール」を表すことば。

ボッチャは、ヨーロッパ生まれのスポーツ。麻痺などにより運動機能に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツだそうです。今年8月末から開かれる東京パラリンピックの正式競技にもなっています。

ルールはとても簡単で、赤チーム・青チームが合計12個のボールを白い「ジャックボール」に向けて投げ(あるいは転がし)、ジャックボールにより近いところにボールを置けたチームが勝ち、というとてもシンプルなルール。

必要なのは、赤・青・白のボールが合計13個だけ。
始めるのも簡単そう……。


となれば、やってみたくなるのが、新越谷校です(^0^)!

とはいえ、実物は皮を張ったボールを使うんだとか。さすがにそれは簡単には作れない。ということで……。

新聞紙を丸めてみました♪


3年生のI先輩によると、芯になる1枚目はカッチカチに固くして、その上に来る2枚目はフワっと丸めるようにすると転がりすぎず跳ねすぎずな、ちょうどボッチャのボールのような風合いのボールができるんだそうです。

ただ、このままではボールになりませんから、新聞が浮かんで来ないように最後に表面を養生テープで包みます。


これで、いい感じにボッチャボールができました♪

本当はこのボールの表面に布を張って、よりきれいに仕上げる予定ですが、ここまでできたらやってみたいww

ということで……。


コートも引いていませんが、ボールに赤と青のペンで線を入れて色分けして、やってみました♪
一人2球ずつ持って、ジャックボールの近くにボールが止まるように投げていきます。



車いすに座ってプレーする競技者もたくさんいるそうなので、椅子に座って投げてみます。
思ったより転がってしまったり、狙ったところに転がってくれなかったり……。
思ったよりも、大変です!

戦略としては、「ジャックボールの近くに自分のチームのボールを止める」「ジャックノール近くにある相手チームのボールを自分のボールで打ち出す」などなど。冬季五輪種目になっている、カーリングに似ています。

ただ、これが思ったようにはなかなかいかない。
でも、だからこそ面白い!

思った以上に白熱しました!


得点計算は「白のジャックボールにより近いチームの勝ち。最も近い相手チームのボールよりジャックボールに近いところにあるボールの数が、そのまま得点」となります。
試合は6セット合計得点で勝負、とのこと。
思った以上に「頭」を使う競技のようです。


布を張って、綺麗なボッチャセットができたら、また、紹介しますね!






2020/01/16

ミクロな世界を覗いてみよう その1

突然ですが皆さん、これは何でしょう?



薄いウレタンシートに開けた穴の中に、直径3mmのガラス球が埋め込まれています。
実はこれ、下の画像と同じものなんです。


こちら、レーウェンフック式単眼顕微鏡といいます。

商人であり微生物学愛好家だったアントニ・ファン・レーウェンフックが、1600年代(日本は江戸時代前期)に考案したものです。中央の針の先に試料を乗せて観察します。
この顕微鏡は100倍~500倍くらいの精度があっただろうと言われています。


さて、時代はめぐって令和♪
令和の単眼顕微鏡はスマホの自撮り機能を使います。


自撮り用レンズの上にガラス球が乗るようにしてシートを両面テープで固定します。
そのまま起動して自撮りモードにすると、プレパラートをセットしていない顕微鏡のような画面が現れます。
そして、シートのガラス球に試料を乗せてみると……。

スティックシュガーの結晶
アボカドの葉の葉脈(断面)
アボカドの葉の一部
こんな感じに見ることができます。
今回は、ガラス球がアクセサリー装飾用のものなので、残念ながらそれほどクリアな画像にはなりませんが、時折「これ細胞?」みたいなものが見えたりもします。

また、3年生Iくんが取り出した紙幣を見てみると……。

千円札に書かれている「国立印刷局製造」の「国」

同じく千円札の一部に書かれた隠し文字

他にも身近な文房具や髪の毛など、細かいものを見ることができました。


時期によっては、ミジンコなど池の水の中にいる微生物などを見ても面白いかもしれませんね!


2020/01/15

意外に難しい日本語

吝嗇
(読み:りんしょく 意味:ケチなこと)

吝も嗇も訓読みで「やぶさか」と読むそうです。
ということは「やぶさかではない」という表現は「ケチなことは言わない、喜んで協力しますよ!」という積極的な肯定を意味する言葉、ということになるそうなのですが……。

そういうニュアンス、ありますか?

今日の午後は「常識力テスト」。
皆さんが受ける就職試験などで「一般教養試験」などの呼び名で実施されているテストの模擬問題をみんなで解いてみました。

国、数、英の3教科のテストです。

 



その中の、国語の問題に出ていたのが、この「やぶさかではない」。


 問 次の「(かっこ)」内の言葉の意味として最も適切なものを後の①~④から一つ選びなさい。

 途上国に発展を支援するのに「やぶさかではない」。

 ① 無関心ではない
 ② 嫌がっているわけではない
 ③ 疑っているわけではない
 ④ 喜んでそれをしたい


……、M先生は国語の先生ですが、この問題、間違えました。
一般的に「やぶさかではない」という場合、話者には「やらなくはないけれど、好きこのんではやらないよ」という雰囲気があると思うんです。だから②にしてしまいました(^_^;)。
でも、正解は④。……やられました。

日本語って意外に難しいものです。
皆さんの中にも②を選んだ人、いますよね?、っよねっ!?

もっとも、そういう意外性があるから、言葉を覚えるのは楽しいことなのですが……。





2020/01/10

鏡開き

1月11日は鏡開きの日。
無病息災を願って、年神様の依り代だった鏡餅を手やハンマーで崩し、開いて食べる日です。
ただ、土曜日は国際はお休み……、なので1日早いですが、午後の時間に鏡開きをしました!

今日作ったのは、安倍川もちに磯辺巻き、お汁粉と砂糖醤油、それからCMで話題になっていたお吸い物雑煮。


きな粉に砂糖と塩を入れ、焼き海苔を切ったらあとは焼くだけ!
いい世の中になったもんだ(……しみじみ)、ちょっと話している間に準備完了です♪


焼く前のお餅に醤油を1滴垂らすと、上面から膨らみ始め、貼り付かないんだとか。


生徒たちに一番人気があったのはお醤油味の磯辺巻き。



色々な食べ方を試す生徒、安倍川もちばかり作っている生徒……。
お餅の好みも色々あるんですね!
ちなみに、書いているM先生は全者。お吸い物雑煮以外は全部試しました♪


この一年、皆さんが病気しないで過ごせるといいですね♪

2020/01/02

書き初め

明けまして、おめでとうございます!
今年も、皆さまにとって素晴らしい一年になるよう願っています。

さて、新年初日の授業は「書き初め」。毛筆を使って、思い思いの文字を書いてみました。




やっぱり令和初の書き初めですから、「令和」は外せませんね。



干支のねずみは「子」ですが、漢字の「鼠」は、書いてみたら以外におおしろい字でした!





細かな字で何を書き始めたかと思ったら、なんと写経が始まっていました。「般若心経」だそうです。




「眼鏡」「魚民」
……、上手だし味がある字だけれど、ネタに走っていませんか?




貼り出してみました。
色々な字がありますが、皆さんなかなか上手ですね!


今年も一年、よろしくお願いいたします。