今回は色紙の裏打ち用和紙に模様を描きます。
この紙で裏打ちすると、書の裏からうっすら描いた模様が浮き出てくる、というしかけです。
ただ、紙は濡らすとゆがみます。そのため、「水張り」という作業をして紙をピンっと張ります。
和紙をビショビショに濡らして伸ばしてから、水張りテープで固定します。 |
水張りができたらそのまま濡れた状態で模様を描きます。
思い思いに絵の具を置いていくのですが……。 |
和紙が濡れているので、描いた模様がにじんでいきます。 |
にじんでしまってもそれは想定内。飽くまで「書」を見せるための色紙なので、背景の絵が自己主張してしまっては仕方ありません。ぼんやり、くらいがいいんです♪
描き上がったら乾燥させて、裏打ち紙が完成です。 |
残った時間は色紙のメインになる書の練習。夏休みがあったから、少々手こずり気味……。
お手本はみな同じ毛筆書体ですが、書き手によって雰囲気がガラッと変わるのも、書道の面白さですね♪