普段の生活では何となく「音」を捉えていますが音という物質はありません、というお話に始まり、音の3要素、音の伝達・共鳴、反射(反響)・増幅など、色々な観点から音についての実験を行いました。
そんな中で、ひと際生徒たちの目を惹いたのが「音を見る」実験。
<準備>
洗面器 黒いビニルシート 食塩 スピーカー(アンプ) 正弦波の出る音源(携帯アプリの音叉)
<方法>
洗面器にビニルシートをピンと張って貼りつける。
ビニルシートに食塩を均一に撒く。
スピーカーから一定の周波数(波長)の音を出し、ビニルシートに近づける。
食塩に動きがなければ音量を上げる。
(けっこうな爆音にしないと塩が動かないこともあります。)
こんなことをしてみると……。
110.6Hz |
440.0Hz |
1046.4Hz |
2092.8Hz |
110.6Hzから4200Hzに変化中! |
この模様は「クラドニ図形」といって、ビニルシートがスピーカーの音に共鳴、振動したことによってできあがります。音の高さ(Hz)によって、ずいぶん違う図形になるんですね~♪
また、この図形は、一旦崩してしまっても、また同じ高さにすれば、同じ模様が出てくることに気づいて、さらにビックリ!
「うッるッさッ…!」
と耳を押さえつつも、色々な音を出して楽しみました♪