と、いきなりセンシティブなタイトルを付けてみましたが……。
普段、何となく飲んだり、料理や洗い物に使ったりしている水。
どうやって皆さんのもとに届くか、知っていますか?
前半は水戸市の浄水場の紹介動画をお借りして、水道水ができるまでをみんなで学習。
水道水は、川の水の中にある汚れを塊にして沈殿させた後殺菌処理して、水質検査を受け、合格したら水道管に送られて、皆さんの家に届くそうです。
(と、簡単な一文で書きましたが、実際はとても多くの行程を経て作られています。また、各浄水場では「安全」なだけではなく「美味しい」水を作ることにもこだわっているんだとか。)
飲み水として使えるかを決める水質検査のチェック項目は、全部で51項目もあるんだとか……Σ(・ω・ノ)ノ!
また、国際連合に加盟している国や地域は現在200弱ありますが、その中で、水道水がゴクゴク飲めるのは、日本を含む13ヵ国ほどしかないんだとか……Σ(゚Д゚)!
後半は、「もし、安全な水道水が手に入らなくなったら!」という想定で、皆で簡易浄水器を作ってみました。
そこで、「泥水、飲んでみませんか?」、です。
もちろん、ホンモノの泥水をみんなで飲んでしまうワケには行かないので、ココアを浄水器でろ過してみます。
重ねたペットボトルに、洗った砂利・活性炭・砂がフィルターとして入っています。
ホントに、こんなものでココアが真水に戻るのでしょうか……。
で、上からココアを注いでみると……。
こんな感じ。
浄水器を作ったときに、活性炭の粒が中にこぼれてしまっていますが、出てきたココアは、色がほとんどなくなりました!
味は……。
さすがに、もともとココアではありますが生徒に「飲め飲め~」とは勧められないので、先生が舐めてみたところ、「飲み終わったアイスココアの氷が解けたのを飲んだような」味でした。もう少し活性炭の層を増やしたら、もっときれいになったかも……。
でも、この浄水器が使える、というのは分かりましたね!
ちなみに、ココアの色のもと?の粉たちは、一番上の砂の層で完全にブロックされていました。
他にもビニルシートとコップがあればできる「蒸発」を使った水を作る方法、海水などを沸かしてその水蒸気から水を作る方法などを学びました。
万一の時に、ちょっとでも思い出せたらいいですね。
ただし、きれいに見えても飲む前に加熱殺菌してから飲むことは忘れずに!