2015/06/22

色紙作り

楽器作りと並行して、色紙作りの授業がスタートしました。

こんな感じの色紙を作ります。




こちらは先生が作ったお手本です。
百人一首から好きなものを選んで(古典)、毛筆でかな文字を書き(書道)、絵を描いた画用紙で裏打ち(美術)します。

(先生側からですが、)難しい話をすると、20年ほど前から小中学校を中心に始まった「合科指導」というスタイルの授業です。
今回は3つの科目が組み合わさって一つの作品ができ上がっています。
生徒のみなさんから見てみれば、「一粒で三度おいしい」授業ですね♪


初回の今日は「行書」の形になれるため、気になる和歌を選んでから先生に歌の意味や背景を教わって、鉛筆を使って紙に書いてみます。




行書は普段書いている楷書とは形や筆順が異なることがあるため、やっぱり四苦八苦。「も」は画が一本減っていたりするし、「る」は小さい子が間違えて書いたみたいになっているし……。

それでも、何回か書いているうちに、なぜそんな形になっているかが見えてくると面白くなります♪




左がお手本をなぞり書きしたもの。右(赤線が入っているもの)がお手本を見て書いたもの。
初回とは思えない上手さに驚きです!


次回からは毛筆に持ち替えて、ゆっくりと納得できる字を書けるように練習します。完成までに時間がかかりますが、どんなものができ上がるか、今から楽しみです♪