最近の午後の授業では、レザークラフトを行っています。
2年前にもラオスフェスタに向けて、ブレスレットをみんなで作ってみましたが、今回はコードホルダーとコインケースに挑戦です。
レザーを扱うための道具は、普段皆さんが目にするものとちょっと違っていますね。
まずはじめに「皮」と「革」の違いや、皮を革にするための「なめし」工程、革の各部分の名称について学習した後、実際に牛革を扱ってみます。今回メインで扱うのは「ガラスレザー」という、学生用のローファー(革靴)などによく使われている素材。銀面(ぎん面←表面)がツルツルしていて汚れにくく、しっかりしているのが特長です。
型紙に合わせて切り出します。
切れ込みを入れたり、ホックを取り付けたりしたら、
完成!
コードホルダーを作って基本的な作業工程を理解できら、いよいよコインケースの制作に入ります。
型どおりに切り出して、コードホルダーと同じように穴を開けてホックを打てば……、
こちらも完成です!
もちろん、ちゃんと小銭入れとして使うことができます。
先生は、ちょっとコンビニに行くときなどに使ってみようかと思います。
やっぱり、革を型に合わせて真剣に切り出しているとき、ゴムハンマーを持つとき、生徒たちがいつになく真剣な顔つきになるのがいいですね!
中にはもう少し踏み込んだ「縫い」の工程を含む、キーケースの制作に取り組む予定の生徒たちも……。
「『目で見て触って!』が子どもたちにとって、とても大切な経験なんだな」と改めて思う、今日この頃です。